| 新しい社会統合組織を考える為にも、まず過去の社会統合組織について簡単に押さえておこうと思う。 A.国家 社会統合は、剥き出しの武力(強制共認)から、私権の追共認(受容共認)へ、更に法制共認(自主共認)へと移行していった。 ○武力統合の時代 戦争の外圧⇒暴力装置(軍隊、収奪=徴税、監獄)による絶対支配 ↓ ○私権統合の時代 私権獲得の強制圧力⇒力の序列共認=力の追共認 ↓ ○法制統合の時代 力の序列共認⇒身分序列(資格を含む)の共認を主柱とする法制共認 a.教団 国家(武力統合)は、その秩序の維持を、次第に、より能動的な共認に依存するようになる。 そこでは、まず何よりも、私婚(家族)・私権(身分序列)の追共認に依拠する。 本源集団が解体され常に警戒心を抱えた人々にとって、「自分以外は全て敵」という性闘争(⇒自我)に立脚した私婚・私権の追共認は、容易に主体的(肉体的)な自主共認として浸透した。 また、現実には失われた心(=期待応望)の充足欠乏に応えてくれるものとして、本源価値に立脚した宗教が登場する。 頭の中だけなら、誰もが全面的に自主共認できる。 そうして人々は、自ら倒錯観念収束を強めていった。 従って最終的には、国家は、心を支配できるこの倒錯観念に依存するに至る。 観念支配の始まりである。 |
四方勢至
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